今年も収穫が始まりました。
ミカンでないです。ダイダイです。
お正月の玄関飾りについている実がそうです。
でも、お飾り用の出荷ではありません。ポン酢用です。
近くにある工場に出します。
(福泉:みりんとか作っていることろ。知っている人は知っている)。
採っているとプーンとかんきつ類独特のいい香りが漂うのはいいのですが、
ダイダイはとげあるので、油断なりません
このくらいの低い木はいいけれど、高くて大きな木で登って採ったりする場合は
大変で、引っかき傷だらけになってしまいます。
うちは代々続く農家なのですが、専業ではありません。
祖父も兼業で勤めながらやってましたし、
父が本格的にはじめたのは定年退職してからです。
セカンドライフに趣味で畑を耕すのに憧れる人も多いのですが、
父の場合そんな優雅ではなくて、畑があるので手入れをせざるえないため。
そうしないと荒れ果ててご近所に迷惑かかるのです。
今は田んぼは人に貸して畑で野菜とミカンとお茶とダイダイを作っています。
ダイダイ以外は基本的に出荷していません。
それほどたくさん作ってないのもあるけど、
市場に出しても買い叩かれてしまって手間損だからです。
ポン酢工場に買い取ってもらうダイダイはそれに比べると断然値がいい。
そのせいか父も母もダイダイをやっている時は他の農作業の時よりイキイキしています。
そしてダイダイ採りは私も積極的に手伝います。
やはり人間モチベーションが必要ですね。
ちなみに買い取り価格は1キロ60円。
この箱いっぱいで約20キロなのでだいたい1200円です。
私はここ数年、このダイダイで手づくりポン酢を作っています。
そのうちまたこのブログでも紹介しますね。
始めるときにポン酢の作り方をネットで調べたら出てくるは出てくるは…。
しかも材料を混ぜる比率や使うダシの種類にこだわったポン酢フリークが多いこと。
そういう人のために昆布や鰹節、ゆず、スダチ、ダイダイがネットで通信販売されています。
うちもポン酢工場に持っていくよりそっちで売った方がいいのではと思ったりしますが
これを口にすると、家族の中で唯一ネットができる私がやらないとならなくなるので黙ってます。
もしイーラブロガーさんの中にもポン酢フリークの方がいて、
ダイダイ欲しいという人がいましたら
安価でお譲りしますので、オーナーメールください。
我が家ではポン酢以外にも、蜂蜜を混ぜて飲んだり、すし酢に使っています。