豚肉とキュウリとトマトのスープ
レシピ
1鍋に湯を沸かし、細切れの豚肉を入れる。
2乱切りにしたキュウリとトマトをいれひと煮立ち。
3塩、コショウと醤油で味を調える
(豚肉からだしが出るが、もの足りなければかつおだしでも、チキンスープの素でも足して)
4ショウガの千切りを浮かべ、風味付けにごま油をちょっとたらす。
トマトの酸味があるけど、お好みでお酢を加えてもOK。
黒コショウをこれでもかという位に多めに入れて、
熱々を扇風機をガンガンかけて食べると元気の出る感じです。
ちょっと変わったこのスープ。いかにも私のオリジナルっぽいけど、違います。
高校の家庭科で習った品です。餃子づくりの実習の時に一緒に作りました。
家庭科の先生が知人の中国人から教えてもらったという家庭料理。
餃子も皮から作る本格派で、水餃子で食べました。
向こうでは焼き餃子より水餃子の方がポピュラーなんだとか。
でも、私も含め当時の生徒達の反応はいまいち。
みんな日本の焼き餃子の味に慣れていたし、このスープも
「ゲー なんでスープにキュウリとトマトが入っているわけ」
なんて口々に言っていました。
薄味で素材の味を生かしたこのスープは、こってり系で濃い味が大好きな
ピチピチの女子高生のお口には合わなかったのです。
昔はお世辞にもおいしいと思えなかったスープをしみじみ味わいながら
家庭科の金子先生のことを懐かしく思い出しました。
私は高校で演劇部に所属。
部員が少なくて、新入生歓迎公演では役者が足らず
部外者にも応援を頼んでいたのですが、金子先生もその一人。
頭に耳をつけてネズミの役やってくれました。
今思うと生徒に混じってよくあんな役やってくれたなーと思います。
本当にありがとうございました。
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