写真村5(インテリア編)
写真村で料理ともに撮影のコツを教わりたかったのがインテリア写真。
(本業はインテリアコーディネーターなので)
初日のランチをとったかたつむりさんがとても素敵だったのでさっそく店内を撮影。
でもストロボをたくとお店の雰囲気がちっとも出ない。
暗めの店内なのでストロボ使わないととブレブレになってしまう。
カメラを操作して露出を変えれば暗い場所でもストロボなしで撮影可能なのですが、
コンパクトカメラだからそんな機能ついてない。
困っていたら神南さんがやってきて「ちょと貸してみて」と私のカメラで撮影。
で、その写真がブレていない。つまり暗さより私の撮り方に問題があったのです。
左側が私、右側が神南さん撮影。くっきり感が全然違いますね。
お昼を食べながら自分が昔新聞記者だったことでカミングアウトしたこと深く後悔。
写真の構図とシャッターチャンスには多少気を配れるものの、技術の方はダメなんです。
記事時代もピンボケ写真を量産して怒られてばかりいましたから。
「脇をしっかりしめてゆっくりシャッターを押せば大丈夫だよ」と
神南さんに写真の基本中の基本を改めて教えてもらったのでした。
さて、基本のおさらいをすませてから撮影したお宿「山の辺」の写真は続きを見てね。
囲炉裏の間。女将が好きで集めた昔の生活用品などがセンスよく飾られています(この写真はストロボ使ってしまいましたのでちょっと雰囲気出てないです)。
館内はどこも素敵な空間でした。素敵なインテリアづくりのコツはテイストをそろえることですが、見事にまとまっていました。
女将が「私は好きなものがはっきりしている」とおっしゃっていましたが、だからこそ全体のテイストに一本芯が通っているのですね。
ダイニングはちょと洋のテイストも入ってます。アンティークな感じで和と洋をうまくミックス
客室 襖の紫色が効いてます。全体的なカラーコーディネートもばっちり!
多々良先生にインテリアの撮影のコツを伺ったら、そのインテリアのデザインテイストにより撮影の仕方が違うそうです。かたつむりさん、山の辺さんのようなちょっとほの暗い雰囲気ある空間は陰影を生かした撮影。だからフラッシュは×。
反対に今流行りのモダンインテリア(ガラスとか金属とかが目立つ透明感があり、メリハリのはっきりした空間)はより白っぽく撮れるようにするので、これはフラッシュ使っても支障は少ないようです。
プロは撮るインテリアのテイストによりフイルムから使い分けているそうです。
そこまで素人にはできないですよね。
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